世俗会派が小差で首位に=首相派が再集計要求−イラク議会選中間集計

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 【カイロ時事】7日投票のイラク連邦議会(定数325)選は17日までの中間集計で、これまで優勢だったマリキ首相率いる宗派横断会派「法治国家連合」を、アラウィ元首相の世俗会派「イラキーヤ」が8984票の小差で抜いて首位に立った。AFP通信によれば、両会派とも87議席前後を獲得する見込みで大接戦となっている。
 開票率79%段階で、イラキーヤの210万2981票に対し、法治国家連合は209万3997票。マリキ首相は、大差で勝利して権力基盤を固めることを狙っていたが、大接戦により連立協議での権力争いが激化する可能性がある。
 首相陣営の関係者は17日、集計作業で大規模な不正があったとして、再集計を要求した。法治国家連合の候補者アディーブ氏は「特定会派の利益になるような明確な操作が選挙管理委員会の内部で行われた」と主張した。 3月17日20時45分配信 時事通信
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