民間人の犠牲者防止で空爆抑制へ、アフガン駐留米軍の新司令官

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ワシントン(CNN) アフガニスタン駐留米軍司令官に新たに就任するマクリスタル陸軍大将は23日、作戦遂行で民間人の犠牲者発生が予測される場合、米軍の空爆を抑制させる指示を近く出す考えを明らかにした。同大将の報道官が述べた。

アフガンでは米軍、北大西洋条約機構NATO)主導の国際治安支援部隊ISAF)による誤爆が相次いで一般住民が死亡する例が絶えず、反米感情を煽ると共に、作戦遂行で住民らの協力が得られない弊害も生まれている。同大将による新たな指示はこの弊害を減じるの狙い。

指示を受け、野戦司令官は今後、人口密集地域で敵の攻撃を受けた場合、空爆を要請する前、一時的な撤退など他の選択肢を最初に検討することを求められる。建物の中に住民がいるのかどうかなどを確認せず、いきなり空爆支援を求める従来の戦法を修正することになる。

マクリスタル大将は特殊部隊出身で、イラクでは反政府武装勢力の掃討に貢献した。アフガン軍事作戦の成功には、一般住民からイスラム強硬派勢力タリバーンを離反させるのがかぎとの考えを持っている。

アフガン西部のファラー州では今年5月、米軍機の爆撃により多数の民間人が犠牲になる悲劇があった。米軍は民間人の犠牲者数は26人と発表したが、アフガン政府は140人以上と主張している。米軍はこの爆撃の経緯を調査、地上で爆撃地点を誘導する兵士と空軍機乗員が標的付近での民間人の有無を確認せず、攻撃を実行していたが分かっている。

コメント:民間人か兵士かという問題ではなく、戦争がなくなればいいと思っております。戦争を望む人がいるのでしょうか?理解に苦しむところです。


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