コンフェデ杯、開幕戦の南アフリカ対イラクはスコアレスドロー!


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14日に開幕したサッカー・コンフェデレーションズカップコンフェデ杯)開幕戦の南アフリカイラクの試合は、スコアレスドローに終わった。地元の南アフリカイラクを上回るプレーを見せたものの、決定機を生かすことができなかった。

 南アフリカは、地元の声援に応えるべく気力を前面に押し出して戦った。堅実な3バックのディフェンスラインを背景に、相手を全く恐れることなく攻撃を仕掛ける。だが南アフリカは、大黒柱ピーナールがコンディション不良によりベンチスタートとなったことで、攻撃面で創造力を欠いてしまう。対するイラクは、チームの組織力こそ披露したものの、引き分けでも十分と考えたのか積極的なプレーが影を潜める。結局、前半はどちらのチームも完全な主導権を握ることができず、得点の気配がないままハーフタイムを迎える。

 迎えた後半は、南アフリカが前半を大きく上回る形で攻勢を強めるが、この試合のほとんどの時間帯で的確な守りを見せたイラクGKカシドの壁を破ることができない。それでもイラクを完全に圧倒する南アフリカは、終了間際になってこの試合最大のチャンスを得る。83分、右サイドのガクサがクロスを入れると、ここまで完ぺきなセーブを見せてきたGKカシドが目測を誤り、ファーサイドに抜けたボールをディクガコイが確実にヘディングでとらえる。ところが、ここで誰もが予想しなかったプレーが起きる。決まったかと思われたこのシュートを、何と味方のパーカーがゴール前で体に当ててしまい、ボールはゴールから外に出てしまう。

 結局、内容ではイラクを上回った南アフリカだが、プレーのアイデアに欠けた上に、信じがたい形で決定機を逃し、最後まで得点を奪うことができなかった。一方のイラクは全く良い所を見せることができず、チャンスすら作れぬまま90分を終えた。好勝負が期待された開幕戦だが、終わって見れば内容に乏しい試合となり、大会は寂しい形で幕を開けた。
コメント:記事の書き方が南アフリカよりな気がしますが私はイラクの応援をしています。
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