イラン大統領に再選されたマフムード・アフマディネジャド氏(52)について…


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2005年の前回選挙で、テヘラン市長から大統領に当選した。国際的知名度は皆無だった人物の突然の登場に国際社会は驚愕(きょうがく)したが、大統領就任後も、「イスラエルを地図から消し去る」などといった過激な発言を繰り返し、物議を醸してきた。

 1956年、テヘランの近郊のかじ屋の家庭に生まれた。テヘランの科学産業大学で運輸交通工学の博士号を取得したインテリだが、質素な身なりと質素な生活を看板に「庶民派」として、低所得者層や地方の住民の心をつかみ、核問題などで経済制裁を受けても屈しない姿勢が、かえって庶民の支持を集めた。

 イスラム体制に忠実なバシジ(人民動員軍)の所属し、イラン・イラク戦争(80〜88年)では、革命防衛隊の士官として戦った。

 ただ、批判を受ける経済政策の見直しを迫られており、対外的な軋轢(あつれき)を国内の人気につなげる手法から脱皮し、オバマ米大統領の対話呼びかけにどう答えるのか。大統領としての後世の評価も考えなければならない2期目に入る。(テヘラン 村上大介

コメント:少し好戦的な印象がありますね…

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