米国人下請警備員5人初めて米国人がイラクで裁かれる可能性

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バグダッド(CNN) イラクの首都バグダッド市内の旧米軍管轄区域(グリーンゾーン)で先月、米当局の契約先企業の関係者である米国人男性が刺殺体で発見された事件で、米国人の下請警備員5人が5日午前4時頃、両国の治安要員によって拘束された。複数の消息筋が6日、匿名を条件にCNNに語った。

5人は勤務先の会社の強制捜査で拘束され、捜査当局は兵器類を押収した。5人はまだ訴追されておらず、グリーンゾーン内の拘置施設に収容されている。

殺されたのはイラクで建設会社を営んでいたテキサス州ヒューストン出身のジェームズ・キッターマン氏(当時60)と判明しているが、容疑者5人の身元は不明。米軍や米大使館はこの件についてコメントを避けている。

キッターマンさんは先月22日、手足を縛られ目隠しをされた状態で刺されて死亡しているのを、車の中から発見された。容疑者5人はキッターマンさんと知り合いだったという。事件の捜査には、最初から米連邦捜査局(FBI)が関与した。

5人が訴追された場合、事件はイラクの中央刑事裁判所に送られる。グリーンゾーンの治安権限が米軍からイラク治安部隊に移されて以来、初めて米国人がイラクで裁かれる可能性が出てきた。

コメント:イラク国内の治安の安定化に向けての第一歩ではないでしょうか。http://iraqidinar.jp