オバマ大統領 中東特使派遣へ 和平交渉再開の仲介で


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オバマ米大統領は5日、ドイツ中東部のドレスデンメルケル首相と会談した。会談後の会見で、中東和平交渉再開を仲介するため、ミッチェル中東特使を来週から現地入りさせることを明らかにした。オバマ大統領が中東歴訪中の演説で表明した新外交、「イスラム教徒との新たな始まり」の第1弾になる。

 オバマ大統領は「中東和平実現の難しさに、幻想は抱いていない。米国だけでは解決できず、紛争関係者に解決を強いることもできない」と述べ、特使派遣で対話による解決を目指す考えを示した。メルケル首相は、オバマ大統領の中東外交演説を「アラブ世界へのとびらを開くものだ」と称賛し、「具体的に進展させなければならず、そのためにドイツは助けになれる」と支援を約束した。

 ドイツは第二次大戦期のユダヤ人虐殺の反省から、国家の基本方針として親イスラエルを掲げている。このため、ドイツには、和平に向けた妥協をイスラエルに求める役割が期待されそうだ。
オバマ大統領は5日、東部ワイマール近郊のブーヘンバルト・ナチス強制収容所跡を訪問、さらに南西部ラントシュトゥールの米軍病院で、イラクアフガニスタンで負傷した米兵たちを見舞う。

コメント:ドイツの支援は心強いですね☆
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