イラク大使館 賃料滞納3億5千万円 不動産業者が提訴…


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 イラク政府が大使館として使用していた東京・赤坂のビルの賃料を11年以上、契約額の半分程度しか支払わなかったとして、東京都港区の不動産業者が不足分約3億5000万円の支払いを求め、東京地裁に提訴していたことが分かった。提訴は昨年10月。業者側の弁護士によると、外務省を介してイラク政府に訴状を送るなどしていたため長期化し、3日に初めての口頭弁論があった。イラク側は主張を保留した。

 訴えによると、業者は82年11月、港区赤坂8の6階建てビル(延べ約850平方メートル)を月額400万円で賃貸する契約を結んだ。2年ごとに見直すなどして賃料が月額約580万円になった94年6月以降、イラク側は月額300万〜350万円程度しか支払わなくなった。

 業者側は03年3月、不足分の支払いを督促。2カ月後、イラク側は不足分の存在を認め「支払いを猶予してほしい」と文書で回答した。しかしその後も支払いはなく、06年1月までの未払い賃料約3億7700万円から敷金2400万円を差し引いた約3億5300万円の支払いを求めている。

 イラク大使館は06年2月、現在の港区高輪2に移転し、旧大使館ビルは壊され、空き地になっている。イラク側の弁護士は「全く方針が決まっておらず、今のところ何も申し上げられない」と話し、イラク大使館は「外交官が出払っていて分かる者がいない」と語った。

コメント:日本とイラクの更なる友好の為に是非お支払い頂きたいと思います!
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