国際石油開発帝石、イラク南部の鉱区落札

 国際石油開発帝石は31日、ロシア大手石油会社ルクオイル社の子会社と共同で、イラク南部の鉱区を落札したと発表した。同社がイラクで石油や天然ガスの開発事業に参画するのは今回が初めて。

 落札額は1バレル当たり5ドル99セントで、開発に成功した場合、イラク政府から操業対価として受け取ることができる。同鉱区はイラク南部のバスラ市から西に125キロメートルに位置する陸上鉱区で、総面積は5500平方キロメートル。周囲にガラフ油田など多数の油田が発見されている。操業主体はルクオイル側が務め、権益比率はルクオイルが60%、国際帝石が40%を保有する。イラクディナール販売・両替ショップ フジサンケイ ビジネスアイ 6月1日(金)8時15分配信