シーア派勢力が議会統一会派=宗派対立再燃の懸念

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 【カイロ時事】3月のイラク連邦議会(定数325)選で第2勢力となったイスラムシーア派のマリキ首相率いる「法治国家連合」と、シーア派統一会派イラク国民同盟」は4日、議会統一会派を結成することで合意したと発表した。第1勢力の世俗会派「イラキーヤ」を排除したシーア派中心の新政権が誕生する可能性が出てきた。
 法治国家連合は89議席国民同盟は70議席を獲得しており、91議席を得たイラキーヤを除いた政権構築に近づいた。イラキーヤ側は「宗派主義的な統合だ」と反発しており、実際にシーア派中心の政権となれば、スンニ派などとの宗派間対立が再燃する恐れがある。 5月6日5時48分配信 時事通信