イラク:世界住み易い度最下位
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国際人材関連コンサルタントのECAインターナショナルは24日、「住みやすい都市ランキング」2010年版を発表した。世界の主要都市を対象に、気候、政治、環境、住居、医療、治安、インフラ、レジャー施設などを比較し、駐在員手当水準などを検討する判断材料となるもの。今年は、254都市(うちアジア49都市)を対象としている。
アジア人にとって、世界で最も住みやすい都市は11年連続でシンガポールとなった。シンガポールは質の高いインフラや医療施設、高い環境保全度、低水準の犯罪発生率、多民族国家で外国人に違和感を感じさせない点が評価されている。2位はオーストラリア(豪州)・シドニー、3位は神戸、4位は横浜、5位は東京とデンマーク・コペンハーゲン、7位は豪州・キャンベラ、8位は香港と豪州・メルボルン、10位がカナダ・バンクーバーとニュージーランド・ウェリントンとアイルランド・ダブリンと続く。
アジア49都市のランキングでは、1位シンガポール、2位神戸、3位横浜、4位東京、5位香港となっている。
その他のアジア主要都市の世界ランキングは、台湾・台北が55位、マカオが57位、マレーシア・クアラルンプールとジョージタウン、タイ・バンコクが62位、韓国・ソウル71位、中国・上海77位が比較的上位。そのほか、中国では南京が97位、北京100位、厦門105位、深セン115位、天津121位、武漢142位、重慶154位、瀋陽156位などとなっている。
世界順位最低の254位はイラク・バグダッド。253位はアフガニスタンのカブール、252位はパキスタンのカラチ。北朝鮮の平壌は246位だった。
インドの都市では、バンガロール145位、チェンナイ149位、ムンバイ156位、ニューデリー185位、コルカタ206位で、総じて低評価。良質な住居や学校を探しにくい、深刻な環境汚染などが低評価の背景となっている。その他の南アジア諸国の都市もスリランカ・コロンボ164位、ネパール・カトマンズ210位、バングラデシュ・ダッカ229位、パキスタン・イスラマバード243位、アジアでワースト2のカラチと非常に低い位置にある。
一方、欧州人にとって住みやすい都市は、1位コペンハーゲン、ベルン、3位アントワープ、ブリュッセル、バーゼル、6位ジュネーブ、7位ルクセンブルグ、8位ボン、フランクフルト、デュッセルドルフとなっている。(10年3月24日、ECAインターナショナルのウェブサイトから)3月31日8時1分配信 インド新聞
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