宗派横断の首相会派リード=最終結果判明に半月以上

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 【バグダッド時事】7日投票のイラク連邦議会選は8日、開票が進み、AFP通信によると、イスラムシーア派のマリキ首相率いる宗派横断の「法治国家連合」が全18州のうち9州でリード、これをアラウィ元首相の世俗会派「イラキーヤ」がスンニ派住民の多い州で票を伸ばして追う展開となっている。最終結果の発表には、半月から1カ月を要する見込みだ。
 2005年から首相を務めるマリキ氏は、06年2月に激化した宗派間抗争の原因となった各派の民兵組織に対して厳しく対処、治安改善をもたらしたと評価された。ただ、イラキーヤ陣営幹部は、「シーア派の大国イランの影響下にある」と批判するなど、政治家の間での支持は必ずしも高くない。
 このため、続投を狙うマリキ首相が勝利したとしても、5カ月もの時間を費やした前回と同様に連立協議が迷走する可能性が強い。また、アラウィ元首相は「投票で選管に不手際があった」と主張しており、各派が選挙結果を受け入れるかどうかも焦点となる。 3月8日18時0分配信 時事通信


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