シーア派宗徒の行列で自爆テロ、実行犯は女性 多数死傷

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バグダッド(CNN) イラク内務省当局者は1日、首都バグダッド北東部で同日、イスラムシーア派の巡礼者を狙った単独犯の自爆テロが起き、少なくとも41人が死亡、106人が負傷したと述べた。自爆犯は女性だった。

巡礼者の行列中央部で実行犯がベストに仕掛けた爆弾をさく裂させていた。現場は、シーア派教徒が多数派のボーブ・シャム地区。宗徒は、40日間にわたったシーア派最大の宗教行事「アシュラ」の終了を受け、聖地カルバラへ向かっていたという。

この日は巡礼者数千人が出発しており、不測の事態に備え治安当局は警備を強化していた。

イラクでは最近、今年3月予定の連邦議会選を前にバグダッドなどで爆弾テロが多発。1月25、26の両日には、欧米人に人気のホテルや内務省ビルなどを狙った爆弾テロなどがあり、多数が死傷している。

選挙を前に、反政府武装勢力が治安をかく乱すると共に、イスラム教の宗派抗争を狙っているともみられる。イラクの現政権はシーア派が主導している。
2月1日20時21分配信 CNN.co.jp

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