チャリティーコンサート:食糧を!毛布を!イラクへアフガンへ−−4日浪速区 /大阪

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 ◇「民生支援にシフトするきっかけに」−−「子どもを救う会」代表の西谷文和さん
 イラクアフガニスタンの子どもたちを支援する「平和チャリティーコンサート」が4日午後2時から、大阪市浪速区浪速東1の浪速人権文化センターで開催される。
 「イラクの子どもを救う会」代表のフリージャーナリスト、西谷文和さん(48)=吹田市=が、6日からアフガンとイラクに入り、コンサートの収益で食糧や毛布を避難民キャンプで配布する。
 西谷さんは過去8度、イラクに行き、劣化ウラン弾の影響とみられる小児がんなどの子どもたちの支援を続けている。今回は、北部のスレイマニアの避難民キャンプで、これからの冷え込みに備えて毛布を配る。
 アフガンは今年6月に訪問した。カブール近郊の避難民キャンプ・モジュリーンには、約1500人がテントや泥で固めた家で暮らしていた。食糧援助はほとんどなく、パンくずを拾い集め、水に浸して食べていた。軽トラック1台分になる4万円分の食糧を買い込んで再度、訪ねると、取り合いになった。今回は約40万円分の食糧を配る。
 西谷さんは「日本はインド洋で給油をしているが、アフガンの避難民は『我々に支援を』と訴えた。これからは民生支援にシフトすべきで、そのきっかけにしたい」と話す。
 コンサートでは、趙博さんが歌うほか、人権落語や大阪大空襲朗読劇などを披露。西谷さんによる現地報告もある。協力支援金1000円。問い合わせは同会(06・4864・1828)。【松井宏員】

コメント:私もわずかばかりではございますが、協力支援をさせて頂きます!

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