イラク駐留米軍兵士に「靴」投げた男、銃撃され重体

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 [ファルージャイラク) 17日 ロイター] イラク駐留米軍の兵士に何かを投げ付けたイラク人の男が、手りゅう弾を投げ付けられたと誤解した米軍の銃撃を受けて重体となっている。複数の目撃者によると、男が投げたのは自分の「靴」の片方だった。
 米軍は声明で、16日にイラク軍とともにアンバル州ファルージャをパトロール中、男を銃撃して負傷させたと発表。スポークスマンは、投げ付けられた物体は回収していないが、同軍では当時それを手りゅう弾と判断したと説明している。
 当地の病院の医師は、負傷したファルージャ在住の32歳の整備士について、胸部を撃たれて重体となっていると明かした。
 中東では靴を投げ付ける行為は侮辱的な行動で、昨年12月にはイラクのテレビ局記者が記者会見中のブッシュ米大統領(当時)に靴を投げ付ける騒動も起きていた。

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