イラクで米軍管理の拘束施設を閉鎖、新駐留協定に従い

http://www.iraqidinar.jp/
バグダッド(CNN) イラク駐留米軍は17日、同国南部のバスラ市にある武装勢力構成員らを収容する「キャンプ・ブッカ」を閉鎖したと発表した。最後の収容者180を首都バグダッドの同様施設に移送した。

同キャンプの閉鎖は、米国とイラクが昨年合意した駐留米軍の新協定に基づくもの。協定に従い、米軍は今年2月以降、自ら管理する拘束施設から毎月平均、200人をイラク側に引き渡している。また、これまで約750人を釈放したという。

米軍はイラク内の3カ所に拘束施設を設けている。キャンプ・ブッカのほか、バグダッド国際空港近くとバグダッド北部にあり、来年にはイラク側へ2施設の管理を委ねる予定。

米軍がこれらの施設で抱える収容者は約8305人。今年初期に比べ、ほぼ半減している。

http://www.iraq-d.com/