イラク石油相 二階経産相らと会談 油田開発で日本参加期待!
二階俊博経済産業相は９日、同日来日したイラクのシャハリスタニ石油相、ハリーリ産業鉱物資源相らと都内で会談した。世界のエネルギー供給の安定に向け、イラクの油田などの資源開発とインフラ整備が重要との認識で一致。二階経産相は「鉄道や港湾、病院など協力すべきことはたくさんある」と述べ、官民によるインフラ整備支援を強調した。
イラクは、戦後復興資金を得るために外国企業に油田の権益を開放する方針で、日本からは新日本石油、国際石油開発帝石、日揮の３社連合が南西部のナシリヤ油田の権益獲得を目指しイラク政府と最終調整しており、イタリア炭化水素公社（ＥＮＩ）と競っている。シャハリスタニ石油相は会談で、同油田について「日本企業の参加を期待している」と述べ、開発参加を要望した。
コメント：画像は会談前にイラクのシャハリスタニ石油相（左）と握手する二階経産相＝東京都内のホテル
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