アルカイダ「実行部隊」、イラクからシリア入国か

イラクディナール販売・両替ショップ
http://www.iraq-d.com/

バグダッド 5日 ロイター] イラクのゼバリ外相は5日、国際武装組織アルカイダのメンバーが、攻撃を行うために同国から隣国シリアに入っている「確かな情報」があると明らかにし、国境地域の警備を強化していると語った。

ゼバリ外相は首都バグダッドで開いた会見で、アルカイダの「実行部隊」がかつての武器密輸ルートを通って移動しているとし、「テロ攻撃を支援し、連携し、実行するためにシリアに入っている確かな情報がある」と語った。

シリア政府は、16カ月にわたって続く反政府運動が海外から資金などを受けた陰謀だとし、暴力行為の多くにアルカイダイスラムスンニ派イデオロギーの特徴が見られると主張している。

ゼバリ外相は、過激派がイラクなどシリアの隣国に根付き、拠点を築く恐れを懸念していると述べ、約680キロにわたるシリアとの国境での警備を強化していると明かした。ロイター 7月6日(金)16時59分配信