日本赤十字社:イラク病院に看護師長派遣 /千葉

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 日本赤十字社は24日、度重なる紛争で混乱するイラクの医療支援のため、さいたま赤十字病院さいたま市中央区)の看護師長、菅原直子さん(44)を同国北部スレイマニヤ県のスレイマニヤ救急病院へ派遣した。赤十字国際委員会の支援の一環で、同国への看護師は7月に続き2人目。

 菅原さんは岩手県石鳥谷町(現花巻市)の出身で、87年に盛岡赤十字看護専門学校を卒業。これまで東ティモール(00年)やパキスタン(05年)、ジンバブエ(09年)などに派遣されてきた。

 スレイマニヤ救急病院では、心的外傷を負った患者への接し方などについて、現地の看護師やスタッフを指導する。24日に成田国際空港から出発する際、「現地の方から『来てくれてよかった』と思われるような活動をしたい」と話した。来年3月26日まで滞在する予定。【駒木智一】
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