米ロ首脳会談 「核のない世界」に向け、核弾頭や弾道ミサイルを削減する共同宣言


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就任後初めてロシアを訪問したアメリカ・オバマ大統領は6日、メドベージェフ大統領と会談し、両首脳は「核のない世界」に向け、核弾頭や弾道ミサイルをさらに削減する共同宣言を発表した。
オバマ大統領は「核の安全保障を前進させ、核拡散を止めるための重要なステップだ」と述べた。
メドべージェフ大統領は「これは大変重要だ。われわれは今後も対話を続けていくことで合意した」と述べた。
共同宣言では、核弾頭の保有数の上限をこれまでの2,200発から、1,500〜1,675発までに削減し、さらに弾道ミサイルなど、核弾頭の運搬手段についても、500〜1,100基とすることで合意し、新たな核軍縮条約の締結に向け前進した。
両国は核保有大国として、自ら核軍縮の姿勢を明示することで、今後は、北朝鮮やイランなどに対する核不拡散の働きかけでも先導する考え。
会見で、両首脳は、お互いについて「メドベージェフ大統領は信頼できる」、「オバマ大統領との交流を続けたい」と述べた。
オバマ政権発足後から掲げてきたロシアとの「関係改善(リセット)」をようやく実行にこぎ着けた形だが、懸案のミサイル防衛問題など課題も残り、関係改善はまだ最初の一歩にすぎない。

コメント:ロシアもイラクも天然資源が豊富な国です。イラクも早く争いのない国になって欲しいと思います。
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